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ピアノを知るピアノはシンプル、でも中は複雑
バイオリンやフルートは音を鳴らすことが最初難しいのですが、
ピアノは指一本さえあれば、誰でも音を出すことができます。
鍵盤を押すだけで簡単に音が出せる楽器です。
鍵盤を押せば、音が鳴る・・
単純なまさにシンプルな公式ですが、
その間には実はとても複雑な課程を経ているのです。
鍵盤を押せば、ハンマーが弦を叩いてくれるわけですが、
その鍵盤とハンマーの間には、かなり複雑な構造になっているのです。
それはまるで精密機械のような仕組みです。
鍵盤を弱く弾けば、弱い音が出る。
強く弾けば、強い音が出る。
一見当たり前と思われますが、機械的にこれを実行させることは、
とても難しいことなのでした。
それを電気や金属ではなく、
生の自然な材料で実現したハイテクな芸術品といったら
いいすぎでしょうか。
シンプルにできているようにみえるピアノという楽器は、
実は複雑な過程を経たものなのです。
長い歴史のなか、改良に改良を重ねてできた楽器なのです。
先に挙げた「シンプルなものとは何か」、という説明に合致しますね。
そう思うだけでもピアノの素晴らしさを認識されると思います。
いまや家庭に眠っているピアノはたくさんあるようですが、
長い間弾かれずにそのままになっているのは、
もったいないですよね。